1階床面のつくり、
まさに施工中の様子なのだが、
解説する、のである。
床下は、いわば外気が流れるので、
しっかりと断熱をする。
土台、大引き間に、
ピタリとはめ込まれた、断熱材。
一枚一枚、カットして、合わす、
隙間無く、納まっている。
断熱材は、押出し式ポリスチレンフォームという、
いわば発布スチロールのような物質。
見た目は変わらないが、断熱性能により、
FⅠ、FⅡ、FⅢとあり、数字が上なほど、
断熱性能が高いのである。
FⅢの厚み50mmを使用している。
そして、その上に、
1mx2mの構造用合板厚み28mmを、
カットして納めN75の釘で留めつける。
そして、さらにジョイント部は、
気密を確保する為に、
気密テープを張るのである。
後は最終、仕上げの床材、
信州唐松節有り板厚み12mmを張って、完了とあいなる。
床面の材の総厚は、50+28+12=90mmとなる、
重厚なるつくりなのである。
出来上がれば、見えない部分なのだが、
いくつもの材料、工程を経て、出来上がっていく。
大工さん、ご苦労さんです。
への字の屋根の家
杉の木の家 綾部