兼ねてから、計画中の住まい。
住まい手さんは、何年越しか、かなり前から、
当社の見学会にお越しいただいている。
最長記録更新中、、、のお方なのである。
実に、ありがたい限りなのである。
もちろん、こちらも、心して掛からなければならない。
魂心の、大判サイズの全景パースを、
描かせていただいたのである。
裏山と道路との間の敷地。
既存部分の蔵、はなれに囲まれるようにして、
母屋部分の改築となるのである。
現在の玄関先に掲げられた額には、
「閑雲居」と書してある。
現建物のことを表されてあるのである。
解体撤去し、そして、
新たに建つ家は、、、。
当然、現代の考えで、
いわば、新しい技術、テクノロジーで、
ある意味、新たなる感覚、思考、価値観で、つくる。
もちろん、既存とも共存、
いわば、調和させながらなのであるが、
廻りとの関係、ここでの環境、ポジション、立ち居地、
在るべき姿を考えつくる、、、。
この場所に、佇む、
佇んでいる家、という形容が浮かぶ。
どこからともなく、流れる雲のように、閑静に、、、
佇んでいる住まい、居を目指す。
新たなる家も、やはり、「閑雲居」なのである。
現時点では、まだ設計中なのであるが、
スケジュールも確定し、
完成に向け着実に進行中なのである。
閑雲居(かんうんきょ)
綾部