舟越工務店ブログ

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2011年 05月 26日

通気させる。

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極力通気させる。
外壁面、屋根面。
空気が密閉されず、
抜けるようにつくる、
そんなつくり、なのである。
外壁面の通気層は、
本来なら、軒天(軒裏)との取り合い部分で、
単独で抜くのであるが、
外壁から続くかのような、
軒天仕上げ。
一体に、左官で塗り上げるのである。
白の漆喰が廻り込むかたちとなる。
ということで、
軒先の鼻隠し板裏部のスリット、
(ステンレスの網を仕込んである)
屋根面に確保した通気層から、
流入した空気と一体になって、
屋根の頂部、棟部に設けてある、
通気出口より、出るという空気の流れなのである。
これら、全て、
太陽で暖められた空気が、
上に向かう特性を利用した、
空気の流れなのである。
そうすることで、
外界からワンクッション置く、
空気の断熱の効果が得られる。
主に暑くなる、夏に効力を発揮するのである。
また、木材等から出る湿気、水分を、放出する、
構造材等木材に腐朽菌がつきにくい、
呼吸できる環境となり、
より健全なる環境になるなど、
実に、材料、手間、コストは掛かるが、メリットがある。
見えない部分なのだが、
堅持して置きたい内容、なのである。

塗りの家
福知山
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by funakoshi-k | 2011-05-26 23:59 | 現場 | Comments(0)


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