先日、大阪南港にある、
海遊館の隣にある、
サントリーミュージアムで開催されている、
安藤忠雄建築展を訪れたのである。
サントリーミュージアム自身が、
安藤さん自身の設計なのであるが、
やはり、圧巻は、展示スペースに入ってすぐに現れる。
中ノ島を中心につくられた、
大阪の町並みの壮大なる模型なのである。
大阪大学の、学生さん20数名による、
約半年に渡る創作の結果なのである。
都市を取り込んだ計画、
いわゆる、ランドスケープデザインなのだが、
スケールの大きさに圧倒されると同時に、
大阪の町の構造を再確認させていただいた。
川を中心に、都市が拡がっている、
そんな、印象を受けたのである。
コーナーを移し、
現在工事進行中のベニスのプロジェクトや、
水を取り込んだ作品を選び、
模型、ドローイングなど、
まさに、ワールドワイドな、世界に渡る、
数々のプロジェクトが紹介されていた。
スケールの大きさは、まったく違うのだが、
館内の静寂の中、実に刺激を受ける、
そんな時間を得られたのである。