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舟越工務店ブログ

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2011年 01月 26日

端材を使った品々

端材を使った品々_d0082238_23593421.jpg

本日、訪れた、
丹波杉表わしの家
完成したのが99年なので、
早、築11年になるのである。
前に、階段を移設させていただいたのだが、
もとは階段の袖に位置していた、
OMソーラーの立下りダクトが、
いわば、空間の真ん中に鎮座するという状態になったのであるが、
時を経て、
OMソーラーの立下りダクトも位置を変える、
移設するということになったのである。
そんなこんなの打ち合わせで訪れたのである。

となると、現在の床と天井のダクトの穴を埋めねばならない、
できれば、同材でがベターなのである。
張っているのは、厚杉板の、
熱圧処理されている、こもれびという商品。
徳島のTSウッドハウス協同組合から、仕入れた材なのである。
なかなかの風合いなのであるが、
その端材があればベストなのである。
住まい手さんにお聞きすると、
数枚はあるが、
あと端材を利用しての、
ひとつのスツール、
そして数個の本棚があるということで、
出していただいたのである。

いわば、住まい手さん自らによる、
自作の品なのである。
実に簡易なるつくりにして、
充分に機能しているのである。

数枚はあった端材なのだが、
足りるか、足りないか、微妙なライン。。。
場合によっては、一部解体して、
使わしていただくということと、
あいなったのである。

by funakoshi-k | 2011-01-26 23:59


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