GWの最終日。
家族で開催中である、それぞれの工房展の、
それぞれの中のひとつである、スタジオ・トノノさんを訪れた。
それぞれの工房展といえば、綾部、福知山在住の、
工芸作家さんの各工房自身にて、
この時期、GWに同時に、展示会を行い、
それぞれの工房を、地図を片手に、回れる、回遊できるという、
工芸好きには堪らない、おもしろいイベントなのである。
今回で15回を数えるということで、
私も数回、訪ねさせていただいているのである。
スタジオ・トノノさんといえば、
私の家の表札を創っていただいたのである。
ステンレスに手が施された版に、
ガラスの文字なのである。
見たこともない、逸品を創っていただいたのである。
いろいろな作品が並べられていた。
小池さんの、
ガラスの器、グラス、花瓶、灯具、
ペーパーウェート、、、。
そして、奥様の、漆塗りの作品。
ブローチ、タペストリー、、、。
そして、試行錯誤の上、実現された、
ガラスと漆のコラボレーション、
ガラスに漆を施した作品も、
展示されていたのである。
ふと、窓外に目を移す。
ガラスを窓外の新緑を前にして、
かざして見たくなる。
ガラスを透して、映り込む自然。
ひとの手を感じるガラス。
見る位置によって一様でない。
ガラスよって、乱曲、乱反射させながら、
映り込む様に、実にアートを感じる。
工業製品では、味わうことが出来ない、
まさに深い世界が、そこには在る、のである。