解体しなければわからない、
その代表格は、
やはり、構造なのである。
解体することで、
構造の在り様が、見えるのである。
もともと壁であるところに、
窓を設ける、、、
となると、筋交いの部分が開口となる。
柱も予想と反した位置にあった。
出来るだけ、もとの構造を活かしたい。
無理、無駄なく、なのである。
窓の巾を調整したり、、、
多少変更することある。
できるだけ、意図していたことを変えず、
空間や外観や用途に、
与える影響を考えながら、、。
筋交いの壁、いわば耐力壁をなくすとなると、
やはり別部分で、補う必要がある。
必要以上ある場合は別として、
できるだけ、もともとの構造性能を、落とさないことを考え、
同軸線上の壁、なおかつ、窓の上下の壁を補強する。
構造用合板、いわば面材で補強したり、補強梁を入れたりと、
できるだけ、廻りで家の耐力を、
補う、分担するよう、つくるのである。
ミニマムハウス
綾部