天窓、いわゆるトップライトのトップメーカーである、
VELUX(ベルックス)より、新しいカタログが送られてきた。
使用例というか、いろいろなケースでのトップライトの使われ方が、
写真で紹介されている。
どれも、さすがという感じで、トップライトによって、
気持ちよさそうな空間となっているのである。
当社も、今まで7軒ほどのお宅で使用させていただいたが、
どのお宅も好評なのである。
さて、トップライトの使用目的としては、
壁面の窓から採光が取りづらい場合などに、
屋根面からの採光として使用する場合が多い。
通常の壁面の窓と同じ面積で比較すると、
大体、3倍ほどの明るさが確保できるとされている。
小面積の開口でも、なかなかの明るさが得られるのである。
あと、高い部分に取り付くので、室内の熱気抜きに使える。
1階の窓を開けて、トップライトを開けておくと、
自然と上昇気流のような空気の流れが起こり、
室内の自然の通風や採涼に一役かってくれるのである。
他にも、室内から星空が見える、屋根に上がる開口として利用する、
など、いろいろな効用が上げられる。
使い方によっては、費用対効果としても、かなり優れているものなのである。
ただ、注意しなくてはいけない部分はある。
光がたくさん取り入れられるということは、
夏などは暑くなる可能性がある。
ロールスクリーンや、ブラインドなどの日射遮蔽のオプションは取り付ける。
そして、太陽の直射が当たる南側の屋根面は避けて、
北側の屋根面に取り付けるようにしているのである。