基礎工事の段階の様子。
隅柱に取り付くように、
配筋、そして型枠が施され、
なおかつ、土台を固定する為に、
アンカーボルトがセットされ、
そして、コンクリートが打ち込まれ、
基礎天端の水平を確保する為の、
レベラーという材を流し込んだところ。
柱の下端部分が、長年の湿気と虫害で損傷が激しかったのであるが。
コンクリートに埋まっているように見えるが、そうではないのである。
柱は、基礎の天端が、柱の下端となるように、カットされている。
コンクリート基礎が硬化し出来上がると、
柱は、コンクリート基礎に乗っかっているようになる。
基礎天より上になる部分は、既に埋木もしてある。
ほんの数ミリであるが、少しの下がりを考え、
ジャッキをかまし気味にして、少し持ち上げている。
いやはや、新築では考えられない、
大工さん、そして基礎屋さんの、なかなかの仕事なのである。
新古民家再生 築100年 福知山